トランスミッターの冷却を確保するブラインドメイトカップリング
テレビは我々の生活の一部となっています。スクリーンに画像が投影されるまでに、情報はいくつかの段階を通過します。その一つがトランスミッターです。トランスミッターは電磁気信号をテレビの受信機に送信します。セインのノン・ドリップカップリングシリーズは、増幅器を確実に冷却し機能を保証する、顧客一人一人のトランスミッターにとって重要な役割を果たしています。
増幅器の冷却に水が用いられる場合、水は繊細な電子回路を通過することになります。つまり、漏れのない動作が、顧客の求める最重要事項です。誰しも水漏れのする接続で苦しみたくはありません。我々は、アナログまたはデジタルラジオ・テレビシグナル送信用トランスミッターを製造している顧客に、ステンレス・スチール製ノン・ドリップカップリングシリーズ577を供給しています。
増幅器をつなぐカップリング
電気系統の一部として、トランスミッターラックは、励起器、増幅器、およびコントローラーから構成されています。増幅器は高温に達するため冷却が必要です。そこで、増幅器の裏に据え付けられた当社のノン・ドリップ577カップリングが活躍します。モジュールがラックに挿入されると、そのカップリングが裏に設置されたニップルと結合します。
ブラインドメイト接続の機能
ブラインドメイト接続は安全で漏れのない脱着を保証します。動作中、液体冷却システムは、コントロールユニットに制御されています。 各モジュールには2つのクイックディスコネクト金具が取り付けられています。 1つは冷水用インレット、もう1つはシステムを通過した後の温水を分散するアウトレットです。 システムは、約0.5MPaの圧力で作動し、流量係数Kv 2.11(Cv 2.44)の両路開閉です。
繊細な電子回路を守る
このお客様は次世代の高効率水冷トランスミッターの性能に満足されています。我々のカップリングはシステムのほんの一部ではありますが、重要な役割を果たしています。ノン・ドリップシリーズは長期に亘る接続に対応し、取り外し時に水漏れを起こさないので増幅器の繊細な電子回路を確実に守ります。