208 ディテクト ブローガン

208 ディテクト ― 市場初の金属およびX線検出可能なプラスチック製ブローガン

食品・飲料業界では、最も厳格な食品安全基準を維持することが重視されています。生産工程の安全性を高めるため、セインは、世界市場初投入となる金属及びX線検出可能なプラスチック製ブローガン、208 ディテクト ブローガンを発表しました。この画期的な製品は、予期せぬコンタミネーション、不適合品、費用のかさむリコールや廃棄物のリスクを低減します。

食品安全を向上させるために設計・製造

HACCP、IFS、BRCなどの食品安全システムは、異物（食品に混ざった望ましくない固形物）混入を製造工程における主要なリスクの一つとしていますが、一方で金属とプラスチックは食品に混入する頻度の最も高い夾雑物です。208 ディテクトブローガンの素材である検出可能プラスチックは、2ミリ角*片であっても金属検出機やX線検査システムで検出でき、HACCP、IFS、BRC、FSSC22000のようなGFSI（世界食品安全イニシアチブ）承認食品安全規格に準拠しています。

* 検出できるプラスチック片のサイズは、金属検出機本体とその校正方法により異なります。

金属・X線検出可能

208 ディテクトブローガンのパーツはすべて、金属検出機及びX線検査システムで検出可能な素材で出来ており、製造過程における高い食品の安全性を実現することができます。不適合品や費用のかさむリコール、廃棄リスクが最小限に抑えられます。

フードグレードプラスチック

食品と接触する可能性がある場合は、食品グレードプラスチックを選択するのが望ましいです。208 ディテクトは、Reg. (EC) No 1935/2004およびFDA CFR 21.170-199に準拠したフードグレードプラスチック製で、誤って食品と接触した場合でも汚染がありません。

食品グレードグリース付きステンレス製バルブ

ステンレス・スチールAISI 303 (1.4305)バルブは、腐食にも高温にも優れた耐性を持っています。さらに、食品グレードの潤滑油（NSF H1）は、食品に接触しても汚染の心配がなく安全です。

検出可能かつ食品認可されたシール

時には事故も起こります。208 ディテクトが押しつぶされて破壊され、バルブのシールが脱落しても安心です。食品グレードのシールは、Reg. (EC) No 1935/2004とFDA 21.177.2600に準拠しており、金属検知機とX線検査システムの両方で検出可能です。

高い耐薬品性

厳しい衛生基準を維持するために食品・飲料業界では、生産設備を一日に何度も洗浄することが不可欠です。208 ディテクトのプラスチックは、食品加工・製造工場で使用される一般的な洗浄・消毒用化学薬品への耐性があります。

標準の208 ブローガンと同じ優れた特長

208 ディテクトブローガンは、検出可能であることに加え、標準の208ブローガンとまったく同じ、大流量、軽量で人間工学的、堅牢なデザイン、スムーズな流量コントロールといった優れた機能を備えています。

食品・飲料業界向けの幅広い製品ソリューションでツールキットを完成させよう

セインは、日々の作業をより効率的にし、生産工程における食品の安全性を高いレベルで維持するための幅広いソリューションを提供しています。当社のスピルフリークイック・カップリングは、液だれを防止し、ステンレス製ホースリールは、環境を清潔で衛生的に保ちます。また、多岐にわたる空気圧製品は日々の作業の効率向上に役立ちます。