TLXを手放さない

TLXを手放さない

実際に地上12メートルのクレーンの運転席に座ってみて初めて、どのような力が働いているのかを理解し始めるでしょう。 空腹の恐竜のように、8トンの重いスチールのジョーが6トンの木片をつかんで、獲物を預けるかのようにトラックまで移動させます。 ジョーを空にするためガタガタと音を立てて、私たちが座っている小さな運転席が振動するのはその時です。

ストックホルムのばら荷を扱う港では、大きなMantsinenマテリアルハンドラーにセインのTLXが設置されています。 TLXはクレーンのクラムシェル・バケットに取り付けられており、毎日激しい振動にさらされています。 非常に手荒い取扱いにもかかわらず、これらの製品は実地テストのために設置されて以来、元のままで完全に動作しています。2年以上前のことです。 「絶対に返しませんよ」 とStockholm Bulkhamn AB社のオペレーションマネージャー、Lennart Sandström氏は笑います。

Stockholm Bulk Harbour Ltd は、ストックホルム地域にばら荷貿易の世界をもたらし、戦略的にスウェーデン最大の工業地区、王宮から60km南のエリアに拠点を構えています。 港湾は、年間約200,000トンの固体バイオマス燃料およびその他のバルク商品を取り扱い、輸送しています。 また、顧客のニーズに応じて屋内外での保管とバルク品の配達も行っています。 多数の工具交換を必要とする非常に過酷な用途のため、機械部品の摩損は相当なものです。 

「カップリングを2年以上、交換または修理する必要がありませんでした!」

より高い処理能力の必要性 
作業プロセスでは、さまざまな作業行うため、また洗浄するため、木材用グラップル、プレーンバケット、ポリグリップおよびフックの切り替えが必要です。 以前港には、もっと小型のクレーン「Volvo 650」がありました。「もっと処理能力の高いものが必要だったので、Mantsinen 120に投資しました。」とLennart氏は説明します。 しかし、問題はセインの競合相手から入手したクイックコネクト・カップリングで始まりました。 「それはすぐに壊れてしまいました」と彼は言います。 Lennart氏はサプライヤーからセインのマルチ-Xに切り替えるヒントを与えられました。そしてそのソリューションは市場で最高の選択肢でした。 マルチ-Xで改善は見られたものの、まだそのアプリケーションには弱すぎて、クラムシェル・バケットを空にするときの振動に対処できませんでした。 「これは多くの場合5,000トンまたは1.5ボートの負荷で続き、その後交換する必要がありました。 コストがどれほどか想像できるでしょう。」とLennart氏は説明します。

セインのTLX 
ちょうどその時セインは「TLX – 耐久性を追求した最強のカップリング」というキャッチフレーズで新しいTLXを開発していました。 新製品の究極の実地テストとして、ばら荷を扱う港が選択されました。 2年経過しても、同じカップリングが現場で使用され、完璧に動作している事実は、TLXが当社の目指していた通りの強靭さと耐久性を備えていることの、大きな裏付けであると考えています。 そして、当社がこのビジネスに存在している何よりの証拠は、顧客が笑顔で製品返却を拒んでいるということなのです。